4時間半熟睡法
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この本は「熟睡法」であります。
従って、短眠目当ての人のみでなく、「毎日しっかり時間をとって寝てるんだけど」
スッキリ起きれないなぁ、昼間眠いんだよなぁ…という人にもお勧めです。
本の最初の方で、いきなり「6年後生存率の観点からは、6.5〜7.5時間
寝るのが良い」と言っています。
また、睡眠により心や体を休めているわけなので、
「睡眠時間が6時間を切ると作業能率が低下、3時間を切ると特に視覚関連のミスを引き起こしやすく、
重大な結果を招く恐れがある」と言っています。
しかし、時間に追われる現代人としては、少しでも時間がほしく、
できることなら睡眠時間をそれに充てたいと思うかもしれません。
そこで、この本は、「睡眠時間を削れる限界を考える」「短くなった分の最短”リカバリ”法を考える」
「短くなった睡眠の”質”をよりよいものにする」という発想で書かれています。
よく耳にする「レム睡眠、ノンレム睡眠」「体内時計は25時間」などの
話から、どうして眠くなるのか(→どうやったら眠くなるのか)、
どう寝ればホルモンの分泌が促進されるのか、などのことが書かれており、
『熟睡法』として一読の価値があるかと思います。
とはいえ、初心者向けの入門書という感は拭えないので、
これ系の話を勉強したことがあるひとには向かないかもしれません。