ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)
本日のビジネス書はこちら!
よく売れている経営書、との触れ込みでついつい購入。週末の休みに一気に読みました。
「優れた戦略にはストーリーがある」をキーコンセプトにして、
成功企業の事例を豊富に交えながら、持論を展開していきます。
「戦略とは違いをつくってつなげること」「優れたストーリーには一貫性があり、強さと太さと長さがある」
など、なるほど!と思わせるセンテンスが多く含まれている点、
ストーリー(つながり)をサッカーのメタファーを使って説明している点
(特に、「一見して非合理だけれどもストーリー全体のなかで強力な合理性を持つ」
クリティカルコアを『キラーパス』と表現しているのは秀逸)は、
他の経営書にはない親しみやすい表現(敬体)ともあいまって、
読みやすさ、分かりやすさを高めていると思います。